令和4年度人権・同和教育講演会が12月3日(土)に阿用小学校体育館で開催されました。会場には、阿用地区振興協議会、阿用小学校、阿用小学校PTAとの共催で約50名の参加ありました。
講師には、雲南市教育委員会 佐藤文宣先生をお招きし「子どもの命・人権を守る」と題して講演いただきました。
LGBT (L:レズビアン(女性同性愛者)G:ゲイ(男性同性愛者)、B:バイセクシャル(両性愛者)、T:トランスジェンダー(性の不一致))最近、新聞等いろいろなところで、よく聞く言葉です。何気なく聞く言葉ですが、それほど身近に感じることのない、そんな思いでした。
今回の講演で、一つの事例から、今までは当たり前だと思われたことが「普通」「常識」ではなく「そうでない人もいる」ことで、社会の中で自分らしく生きていくため取り組み方を知る事の大切さ、そのためにも、本人が、違和感を感じて周り人たちにカミングアウトをした時にどう受け入れどう接するか、その後どう生活するのか、大人だけでなく子どもの頃から知ることが必要だと感じました。当事者の苦しみは、医療だけでは、解決できないこと、子どもの頃から知り考えることの必要なことなど最近の教育現場の現状での細かいサポートを知ることが、出来ました。子ども達自身で考え提案することで、学校生活から、地域全体も変われること、私達大人も知ること・受け入れることの必要性を感じました。
『私と小鳥と鈴と』の詩で
「みんなちがって、みんないい」
すべての人権課題解決のために、「自分らしさ」「その人らしさ」を考えて、行動出来るよう生活して行くことの大切さに気づかされた講演でした。
お忙しい中、沢山の方に参加頂き有難うございました。