3月8日(水)9時から阿用交流センターでチェーンソー講習会が開催されました。当日は、9名の受講者がありました。
最初に「グリーンパワーうんなん」の錦織悦雄さんより「市民参加型収集運搬システム」の説明がありました。「雲南市は、市域の約80%が森林であり、豊かな森林資源を有しているが、森林への関心が低下し、健全な森林が少なくなりつつある。本システムは、市民(登録者)から搬出された林地残材をバイオマス燃料として利用し、森林資源を活用したエネルギーの地産地消活動を目的とした取り組みである。」と説明がありました。
チェーンソーの取り扱いについては、島根県東部農林振興センター雲南事務所林業部の原勇治課長から伐木作業での注意事項や安全確認、基本の伐倒のやり方(受け口、、追い口、隅切り)等の指導、また、ソーチェーンの目立ての角度、調整、刃の補正等の講義を受けました。
午後からは、実技によるチェーンソーの基本操作や目立ての指導を受けました。受講者全員が指導を受けながら目立てを行い、チェーンソーで玉切りを行いました。
9時から15時までの長時間の講習でしたが、ひとつひとつわかり易い説明で改めて基本を学ぶ事が出来有意義な時間となりました。チェーンソーの正しい「目立て」と使い方(「暴走族(むやみな空ふかし)」にならないよう手首を使って滑らかなアクセル裁きになるように)を心がけ安全第一で伐木作業に取り組みたいものです。