令和3年11月

 

健康講座を開催しました

健康講座を開催しました
 
 11月19日(金)午前9時30分から阿用寿会23名の会員の方に参加いただき健康講座を開催しました。当日は、雲南保健所健康推進課の安達愛子保健師さんに「高齢者の心の健康づくり」についての講話を聞きました。
 まず、「ストレス」とは、
〇仕事であったり、経済面、健康面、環境面、家庭、年齢特有のもの。
〇人生の転機など様々な場面で感じていること。
〇例えばつらい出来事ばかりではなく、結婚した、子供が生まれたなど明るい出来事でもストレスになること。
〇ストレスをなくすのではなく、こまめに解消していくことが大事。
と説明がありました。
 ストレスを感じると個人差はありますが、ストレス反応が出ます。それは、感情(イライラ・もやもやしたり)であったり、体(肩こり、高血圧、頭痛、不眠)であったり、また、行動(生活の乱れ、過度の飲酒、喫煙など)にも出ます。ストレスだからと言って甘くみてはいけません。
症状が2週間以上続くようなら、まずはかかりつけ医に相談してほしいとのことでした。
ストレスからうつ病にかかることがあり、また高齢者特有のうつがあるとのことです。症状が認知症の症状と共通点が多いので専門医に相談するのが良いと話されました。
 講話の合間で参加のみなさんにストレスチェックシートに記入をしてもらいました。みなさんはどんな結果だったでしょうか?気になるところはなかったでしょうか?
 その後、ストレス解消方法「な・に・ぬ・ね・の」を教わりました。
 な 何でもいいさ 発散しましょう
 に 人間同士 話せばわかる!
 ぬ ぬるめのお湯が もう最高
 ね 寝るのも リズムが大切よ
 の 飲んで発散 これ勘違い
 まとめとして
 〇ストレスがたまった状態が続くと、心身の不調につながる。
 〇高齢者はさまざまなストレスが重なりやすい時期なので「うつ」は他人ごとではない。
 〇ストレスをためる前に、息抜きをしよう。
 〇ポイントは 休養・リフレッシュ・コミュニケーション。
 〇「おかしい」と思ったら、ひとりで悩まず、迷わず相談しよう。
ということでした。
 今日のお話を振り返っていただき、皆さんが健康で心健やかな日々を送っていただければと思います。参加いただいた寿会のみなさんありがとうございました。
 

健康講座の様子です

健康講座の様子です
 

人権・同和教育講演会開催

人権・同和教育講演会開催
 
 令和3年度人権・同和教育講演会を11月28日(日)に感染症予防対策に留意を図り、阿用小学校体育館において、阿用地区振興協議会、阿用小学校、阿用小学校PTAの共催で開催され約60名の参加がありました。
 講師には、昨年に引き続き、名城大学大学教授 曽山和彦先生をお招きし「子どもとのかかわり方を考えるために」~親から子へ かかわりの糸を結ぶ7つの言葉~パート2と題してお話いただきました。
 講演は演習も交えて行われ、子供との関わり方だけでなく、地域の方には自分と周りの人との関わり方として7つの言葉を教えていただきました。
 
7つの言葉のポイントは、
 1.言葉はスリムなほど伝わる(第1の言葉)
  ※言葉が多いと伝わりにくい 
 2.ほころびは、小さいうちに補修する(第2の言葉)
  ※「小さな乱れ」で止める
 3.引き算でなく足し算をする(第3の言葉)  
  ※ゲームの禁止・取り上げ(引き算)は難しいが、かかわりを楽しめる遊びなど新たな遊びを教える(足し算)
 4.ストローク貯金をプラスにしておく(第4の言葉)
  ※ストロークとは、相手の存在を認める行為(微笑む、拍手する、ハグ、挨拶するなど)で肯定的なストローク(ハグして抱きしめるなどのスキンシップ)を増やすこと
 5.うなずきという「現実の打ち出の小槌を振る」(第5の言葉) 
  ※うなずくことで「安心」「信頼」の気持ちがわいてくる
 6.「陰褒め(かげぼめ)」でお互いの仲を取り持つ(第6つの言葉)
  ※陰褒めとは、その人のいないところでほめること
 7.今見ている景色を楽しむ(第7の言葉)
  ※「子育てという登山」‥目指す頂上は先にありますが今、目の前にある景色を楽しむことで次に一歩が踏み出せる
 
 この7つの関わり方により、親子の安心・信頼が生まれ、子どもの成長にとって大変大事なことだと認識しました。また、日常生活を振り返り、この7つの言葉で気付くことが沢山あり、日々の生活に活かせるように心掛けたいと感じました。
 体育館が会場のため少し聞き取れない所もあり残念でしたが、沢山の方に参加いただき有難うございました。 
 

講演会の様子です

講演会の様子です
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