10月13日(金)午後7時から福祉委員研修会として「認知症サポーター養成講座」を開催し、認知症の正しい知識やつき合い方などを学びました。
当日はあおぞら福祉会の上代由美子さんと安達孝平さんを講師に迎え、認知症になっても住み慣れた地域で自分らしく笑顔で暮らすためにどうしたら良いのかをスライドを見ながら受講しました。
◎認知症とは色々な原因で脳の細胞が死んでしまったりして脳の司令塔の働きに不都合が生じ、さまざまな障害が起こり生活する上で支障が、およそ6ヵ月以上継続している状態を指す。
◎認知症を引き起こす主な病気
◎症状について
◎認知症の人と接するときの心がまえや認知症の人への支援
など詳しくお話いただきました。
・参加者からは認知症にならないためにはどうしたらよいか。
・認知症ではないかと思っても本人が病院には行きたがらないが
どうしたらよいのか。
などの質問があり
日頃からの食生活や生活習慣でも予防できるが、50代くらいからは一度「脳ドッグ」を受けた方がよいと言われ、病院へ行きたがらない方には「私、受診するけど一緒に行かない」とか孫が声をかけるのがいいのではないかなどの意見が出ました。
雲南市では2018年に認知症と診断された方が1,948人で65歳以上の高齢者の8人に1人の割合だということがわかっています。5年がたち今はもう少し多くなっていると思われます。高齢化が進み認知症は他人事ではない時代になっています。今回の研修会はあらためて認知症を理解し、住み慣れた地域で暮らしていけるよう考える時間になりました。
参加いただいた自治会福祉委員のみなさん、講師を務めてくださった上代さん、安達さんありがとうございました。お疲れ様でした。