平成29年12月

 

福祉部視察研修を実施、17名の参加でした。

福祉部視察研修を実施、17名の参加でした。
 
12月9日(土)朝から出雲市の2箇所を視察、今後の参考になりました。
三原義之 福祉部長をはじめ 阿用寿会 福祉部員さんにさんかいただき、先駆的な取組をされている箇所を訪ねて研修をしました。出雲の鳶巣(とびす)お助けマン互助会の活動を鳶巣コミュ二ティセンターにおいて聞かせていただきました。高齢者を対象とした種々の「小さなお手伝い」で明るいまちづくりを行なっておられます。内容は、病院への付き添い・庭木の手入れ・家の周りの片付け・家具の移動・掃除・炊事などなど。時間は協力会員(こちらも高齢者)の体力など考慮して1回2時間を限度として料金も草刈り800円、外出援助は30分あたり500円などに設定されていました。利用頻度は庭木の剪定・家の周りの草刈り・通院援助・ゴミの始末などでした。代表の富田精一さんは鳶巣慶人会の会長を務めておられ、この事業の責任者、熱心に説明をいただき、今後の阿用地区の活動に参考となりました。
 
 

福祉部研修の2箇所目は全国初の小地域相互ケアホームでした。

福祉部研修の2箇所目は全国初の小地域相互ケアホームでした。
 
ケアホームは全て戸建て、相互に支援しあって生活する施設。
社会福祉法人ことぶき福祉会さんが今年4月からオープンされた施設です。もちろん介護支援スタッフや直ぐ近くにはデーサービスや配食サービス提供施設も完備されていました。いろいろな人が互いに助け合いながら地域で生活することが可能な戸建て集合地域とのイメージです。緊急通報システムの完備や定期的な交流会などが開催されています。また今後は交流棟で喫茶や居酒屋なども設けたいとの説明もありました。4~5人用の戸建てはシェアハウスとしても利用できるとのことでした。在宅介護が困難となると専門の施設等を利用する現状を、発想を変えて家族単位・地域ぐるみでケアする施設は、とても興味をもちました。当事者と家族目線での福祉理念に感激しながら阿用に帰着した1日でした。
 

ことぶきの里のスナップです。

ことぶきの里のスナップです。
 

島根大学中山間地フイールド演習の最終報告会がありました。

島根大学中山間地フイールド演習の最終報告会がありました。
 
12月23日(土)出雲大東駅待合室で開催。50名の参加者でした。
 12時半から開会、藤井副市長の挨拶後学生による発表が始まりました。トップバッターは阿用地区に来てくれた二人の学生から報告があり「みーもスクール、通学合宿など多彩は活動を通じて地域活性化の困難さを学んだ。将来の社会活動や仕事面で活かしたい」との内容でした。今年は雲南市内に7グループ17名の学生さんが演習に入っていましたが、大東駅指定管理団体つむぎで活動したグループは「駅舎・列車を利用したコスプレイベントの企画」三刀屋まちづくり協議会で活動したグループは「これからの三刀屋と題し、・正解のない社会で自分なりの「答え」を見出すことができる能力を身につける教育が必要・地域が支えるだけでなく「活躍」の場を作ってあげることが必要・高校生が将来について相談できる場・やりたいことをどうやって形にしていくのかの作戦会議→ 放課後未来会議の設置などを提案し、この演習で・視野が広がった・コミュニケーション能力が身についたなども報告。
 午後3時には終了、阿用交流センタースタッフで二人の活動への感謝と意見交換を兼ねて夕食交流会を開催し終了しました。
 

報告会の様子です。

報告会の様子です。
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